スマホ症候群と「首こり・新型うつ」とは?
スマホ症候群とは?
大人から子供まで、自分で気が付かないうちになっている可能性があるのが、スマホ症候群です。
東京脳神経センターの研究 では「スマホ症候群」は「首こり」で、ほとんどの方が「ストレートネック」になっています。
症状
主な症状は、
頭痛・肩こり、吐き気、目の疲れ、ドライアイ、ドライマウス、疲れやすい、眠れないなど、実に多くの体調不良を引き起こします。
さらに怖いのは「新型うつ」です。
原因は?
「スマホ症候群」の原因は何でしょう?
首こりを40年以上研究して来た東京脳神経センターの松井博士によると、
それはうつむき姿勢です。
スマホやノートパソコンを使っているとうつむきの姿勢が続きます。特に最近では、ポケモンGOなど人気のゲームが増えて、大人も子供もうつむく時間が激増しています。
松井博士によると、この「うつむき姿勢が」長時間続くと、首の筋肉が知らないうちに疲労困憊してカチカチに硬くなります。
すると、首を通る「自律神経」が破壊されると言います。
自律神経が壊れる=体調不良
頭の重さは20キロ
でも、うつむいているだけで、そんなに首の筋肉は疲労するのでしょうか?
実は、頭の重さは成人で5~6キロもあります。うつむくと、さらに負荷がかかります。
アメリカのケネス・ハスラー医師の研究では、首の重さは30度傾けると約3倍に、45度で4倍の20キロもの負荷になるといいます。
長時間のうつむきが、首の筋肉を疲労させ、その結果、自律神経が破壊され「スマホ症候群」を引き起こします。
知らないうちになる
スマホをやっていると、つい時間を忘れてしまいます。通勤や通学、休憩時間や寝る前など、合計1時間以上やっている方も多いでしょう。中には5時間以上という人もいるかもしれません。
そんな方は、自分でも知らないうちにストレートネック=スマホ症候群になっているかもしれません。
気になる方は、チェック表で調べてください
➡スマホ首ストレートネックを自己チェック