ストレートネックは治さなくても大丈夫!
ストレートネックは治さなくても大丈夫!
スマホ症候群になる方のほとんどが「ストレートネック」になっていますが、
ストレートネックは治す必要はありません。
その理由をご説明します。
健康な首
首の骨は「頸骨」という細かい骨が連なって出来ています。
これは自然な状態では、ゆるやかにカーブを描いています。
このカーブがクッションの役目を果たし、重い頭を支えているのです。
首の骨は、なぜカーブが描けるのか?その理由は、首の筋肉が柔軟に伸び縮みするからです。この首の筋肉の柔軟性が全ての問題なのです。
異常な首
自然なカーブが失われて、真直ぐになってしまうのが
「ストレートネック」です。
さらにひどくなると、逆方向にカーブを描く「逆ネック」になることもあります。
このような状態になると、頭痛や肩こり、吐き気、不眠、疲労感、胃の痛み、うつ症状など様々な病気が噴出します。
なぜ、骨がまっすぐなストレートネックになるのでしょう?
骨が勝手に変形することなどあり得ません。何らかの外圧が加わるから変形するのです。原因は、首の筋肉の柔軟性が失われる事です。筋肉が疲労困憊してガチガチに硬く凝り固まり、伸びなくなると骨が引っ張られるのが原因です。
ストレートネックは骨の異常ではなく、筋肉の異常を表しているのです。
ストレートネックは警報
ストレートネックは病気ではありません。
ストレートネックという病名も存在しません。
ストレートネックは、あくまで首の筋肉に異常が起きている!というサイン=警報です。
火災警報が鳴ったら、警報機を止めるだけでは火は消えません。火そのものを消さないかぎり火災は続きます。
治すべきは、原因である「首の筋肉異常」です。
首の筋肉異常が治れば自然にストレートネックが治るケースが多く、たとえストレートネックが治らなくとも、症状は消えていきます。