ストレートネックとスマホ症候群の本当の原因「 首こり」とは?

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首こりとは?

スマホ症候群やストレートネックの原因、「首こり」とは何でしょうか?

 

東京脳神経センターの松井博士の研究によると「首こり」は、こりといっても「肩こり」とは全く別なものです。

首こりは、長時間のうつむき姿勢などで首の筋肉が疲労し、自律神経に異常が起こることで、その結果ストレートネックになります。

自律神経とは?

近年、神経内科だけでなく胃腸科や心療内科医も注目しているのが「自律神経」。自律神経には、交感神経と副交感神経の2つがあります。

交感神経

交感神経は活動モードの神経です。身体を緊張状態に保ち、眠気を飛ばし、食欲も押さえて、戦いに集中させます。

興奮しているときは、眠くならないし、お腹もすきません。交感神経が優位に働いているからです。

副交感神経

副交感神経は安息モードの神経です。身体を休めリラックスさせ、気持ちを安らげ、ぐっすり眠らせます。

この2つの神経交感神経と副交感神経が、バランスよく働くことで私たちの健康は保たれます。

ところが、「首こり」になると、副交感神経が大きなダメージを受け、バランスが崩れてしまいます。

バランスが崩れると

2つの神経のバランスが崩れるとどうなるか?

副交感神経の働きが低下し、交感神経が優位に働き始めます。

すると、いつも戦闘モードでいることになります。

でいえばアクセルを踏みっぱなしの状態です。当然、体はいつまで経ってもリラックスできません。

不眠や食欲不振、慢性疲労症候群などで、たちまち疲れてしまします。

その結果、様々な心身の症状が出できます。

これが、首こり病です。