「ドライアイ」目の異常も首から

gf01a2013041716001

スマホ症候群から首こりを起こして、ストレートネックになると、パソコンができない、テレビが見れない、外に出るとまぶしい、など目の異常が出てきます。自律神経が壊れて、ドライアイ、涙目、疲れ目、まぶしさなどの目の症状が起きているからです。

 ドライアイ

目が乾いて、暑中目薬をささないと辛くてたまらない「ドライアイ」。ドライアイの人は、日本では約800万人いるとも言われています。

ドライアイの原因は、涙の量が減少してしまうこと。それには、自律神経が関係しています。

実は、涙腺から出る涙の量をコントロールしているのが、副交感神経。

だから、副交感神経に不調が起きると、涙の量がコントロールできなくなります。

そのため、瞳がいつも乾いていることになり、ドライアイが発症します。

涙目

逆に、いつも涙目になってしまう。

泣いているわけでもないのに、時々涙がこぼれる。

これもやはり、副交感神経の異常で涙が出過ぎてしまうからです。

疲れ目

「まぶしい」「ぼやける」。目が疲れて、本や新聞が読めない。

スマホ症候群でこんな症状も起こることがあります。

これは、瞳孔の収縮がうまくいかないからです。

瞳孔を収縮させるのも副交感神経。

ですから、副交感神経の働きが低下すると、瞳孔の収縮がコントロールできなくなり、光を当てても、瞳孔が小さくならず、開きっぱなしになる「瞳孔散大」という症状が起こります。

昔は、医者が目にライトを当てて、瞳孔が変化しなければ「ご臨終」と宣告していました。

これと同じ状態になってしまいます。

目を酷使しているから異常が出たと思ったら、実は首のこりからきているというケースは非常に多くあります。