スマホ首「新型うつ」テレビ朝日で放送 東京脳神経センター
「新型うつ」とは?
テレビ朝日スーパーJチャンネルで放送された「東京脳神経センター」で、スマホ症候群から「新型うつ」になる原因が説明されていました。新型うつとは何なのでしょう?
スマホ症候群から首コリが起こると様々な症状が出ます。
「めまい」、「頭痛」、「慢性疲労」、「ドライアイ」などなど1つずつは大病ではありません。
しかし、いくつも重なったらどうでしょう?全身いたるところが不調…まるで拷問です。
朝からまともに動けない、昼も寝たきり、夜は眠れない。
意欲がわかず、ふさぎ込み、不安や落ち込み、集中力の低下、物忘れ。
決断力が鈍くなり、小さなことでイライラし、朝からだるく、家にこもり横になって暮らす。
でも、病院では異常なしと言われ、見た目は健康。
調子のよい時は、遊びに出かけることもできる。
それで、なまけ病、さぼり病ともいわれてしまいます。
誰にも分かって毎日。結局自分を責めるしかない。自分が悪い。自分さえいなければ、そう思い始める。
これでが、新型うつです。
でも、これは精神病のうつ病とは違うのです。
2種類のうつ
東京脳神経センターの松井博士によると、うつは2種類あります。それは、「精神病のうつ」と「新型うつ」。
「精神病のうつ」は、大(だい)うつ病といい、原因不明で、根本的な治療法もありません。
「新型うつ」は、くびが原因の自律神経の不調からくるうつ状態です。
実は新型うつが、今大変多くなっています。
そしてほとんどの人が頼るのは、心療内科や精神科です。
皇族の雅子さまもこの状態です。
しかし、抗うつ剤などの薬では、首こりは治りません。
だから、精神科の主治医が10年もかけて雅子さまを治すことができないのです。
自殺志向が強まる
松井博士によると、「新型うつ」は、首のこりが原因です。しかも、精神疾患のうつ病の5倍以上も自殺しやすくなっています。
現在、 日本の自殺者は減少する一方で、若年層の自殺は深刻な状況にあります。G7で15~34歳の死因の1位が自殺というのは日本だけ。
「新型うつ」増加の一因であることは間違いありません。