「胃の不調・痛み」検査で異常なしと言われたら?
スマホ症候群でストレートネックになると、胃痛、吐き気、食欲不振など、胃の症状も出てきます。これも自律神経の異常が原因です。
機能性胃腸症
胃痛、もたれ、吐き気、食欲不振、むかつき、膨満感。そんな不調が続いているのに、胃カメラ(内視鏡)で検査をしても、潰瘍一つ見つからない、そんな経験をした方は多いのではないでしょうか?
胃に異常を感じるのに、検査をしても異常が見られない。
これは機能性胃腸症と呼ばれ、最近増えている症状です。
消化器科を訪れる患者さんの50%以上の方は、この症状だとも言われています。
原因は不明とされています。
昔は「胃下垂」と呼ばれ、最近までは「神経性胃炎」、「慢性胃炎」などと診断されてきました。
そこで、ほとんどがストレスが原因と診断されます。
「ストレスが原因」って言われると、なんとなく納得してしまいます。
家事や育児、仕事や人間関係、誰でも思い当たることがあるからです。
そこで最近注目されているのが「自律神経」。
胃を動かすのは副交感神経です。
胃に異常がないのであれば、それを動かす神経に問題がある。
だから自律神経を治す必要があるのです。